秦湛
宋
秦湛は北宋の詞人で、字は処度。伝記資料は多く残っていないが、『卜算子・春情』は清淡で幽遠な趣によって知られる。江西詩法や黄庭堅周辺の詩風の影響を受け、濃艶さではなく、清く痩せた景物描写から懐人の情へ入るところに特色がある。この詞では、水の明るさ、痩せた花枝、煙る楼、香炉、双六のイメージが、静かでほどけない相思を形づくっている。
宋
秦湛は北宋の詞人で、字は処度。伝記資料は多く残っていないが、『卜算子・春情』は清淡で幽遠な趣によって知られる。江西詩法や黄庭堅周辺の詩風の影響を受け、濃艶さではなく、清く痩せた景物描写から懐人の情へ入るところに特色がある。この詞では、水の明るさ、痩せた花枝、煙る楼、香炉、双六のイメージが、静かでほどけない相思を形づくっている。