元曲

梧叶儿·别情

### 标题

梧叶儿·别情

别离易,相见难,何处锁雕鞍?

春将去,人未还。


翻訳

別れるのはたやすいのに、再び会うのはなんと難しいのだろう。あなたの飾り鞍は、今どこにつながれているのか。 春はまもなく去ろうとしているのに、あの人はまだ帰らない。 この間ずっと、愁いは眉に、涙は目に宿っている。

解説

この小令は、待つ時間の苦しさを短い言葉で凝縮している。「別離易,相見難」は、別れは一瞬で済むが、再会は果てしなく遠いという現実を突いている。「何処鎖雕鞍」は、相手の所在を思い描く問いであり、同時に帰らぬ人への恨みでもある。 「春将去,人未還」によって、個人の待つ時間は季節の流れと結びつく。春は過ぎようとしているのに、人は帰らない。結びの「愁眉泪眼」は含蓄よりも切実さを重んじ、元曲らしい率直な感情表現となっている。

作者紹介

関漢卿は、短い口語的な句の中に人物の状況と感情を鮮明に入れることに優れていた。「梧葉児・別情」でも、難解な典故ではなく、問い、嘆き、季節の推移によって、離別の焦燥と無力感を描いている。