元曲
四块玉·闲适·意马收
### 标题
槐阴午梦谁惊破?
翻訳
走り回る意の馬を収め、騒ぐ心の猿を鎖につなぎ、紅塵の荒波から飛び出す。 槐の木陰で見る昼の夢を、誰が破るというのか。 名利の場を離れ、安楽の巣に入り込む。閑かで、快い。
解説
この曲は、「適意行」の閑適よりも、世情を見切った退隠の気分が強い。「意馬」「心猿」は、落ち着かず奔走する心を表す仏教・道教的な語である。それを「収め」「鎖す」というのは、生命を否定することではなく、名利や人間関係の波風から身を引くことである。 「槐陰午夢」は、昼下がりの穏やかな夢であると同時に、栄華は夢のようなものだという伝統的な感覚も呼び起こす。結びの「利名場」を離れ「安楽窩」に入るという表現は、口語的でありながら、関漢卿らしい現実的な自由の感覚を持っている。
作者紹介
関漢卿は雑劇作家として名高いが、散曲にも元代文人の複雑な心情がよく表れている。市井や劇場の世界に親しみながらも、功名利禄には冷ややかな視線を向ける。「四塊玉・閑適」連作は、名利を離れた自由を知るうえで重要な作品である。