元曲

四块玉·别情

### 标题

四块玉·别情

自送别,心难舍,一点相思几时绝?

凭阑袖拂杨花雪。


翻訳

別れてからというもの、心はどうしても離れがたい。このわずかな相思の思いは、いつになれば絶えるのだろう。 欄干にもたれ、雪のように舞う柳絮を袖で払う。 小川は斜めに流れ去り、山は幾重にも道を遮る。あの人は、もう行ってしまった。

解説

この小令は、感情をまっすぐに出しながら、決して単調にならない。冒頭の「一点相思」は小さく言っているようで、「几时绝」という問いによって、終わりの見えない思いへと広がっていく。 「楊花雪」は春の景であると同時に、去っていく人を見えにくくするものでもある。袖で払う動作には、最後まで相手の姿を見届けたいという執着がこもる。結びの「溪又斜,山又遮,人去也」は、川、山、人という順に視界が閉じられていき、最後に別離の事実だけが残る。口語的な「也」が、ため息のような余韻を生んでいる。

作者紹介

関漢卿は元代の雑劇・散曲を代表する作家で、口語の力、劇的な場面構成、人物の感情を動作で見せる技法に優れていた。短い小令であっても、欄干にもたれる姿、袖で柳絮を払う動作、遠くを見送る視線によって、別離の痛みを鮮やかに描き出す。