元曲
山坡羊(四)
Shān pō yáng · Qí sì
Qīng xiāo yǒu lù, huáng jīn wú shù, quàn jūn wàn shì cóng kuān shù.
Fù zhī yú, guì yě yú, wàng jiāng hòu dài ér sūn hù, fù guì bù yī gōng dào qǔ.
Ér, yě shòu kǔ; sūn, yě shòu kǔ.
翻訳
青雲へ至る道があり、黄金が無数に得られるとしても、万事を寛く恕すことを勧めたい。富が余り、貴さも余るほどであっても、後の子孫を守ることを考えよ。公道によらず得た富貴なら、子も苦しみ、孫も苦しむことになる。
解説
この曲は、個人の隠逸から家族倫理へ視線を移す。富貴そのものよりも、それが公道によって得られたかどうかが問われる。不義による富貴は、一時の成功に見えても、子や孫に苦しみとして返る。元曲らしい明快な言葉で、因果と世道人情を説く作品である。
作者紹介
陳草庵の作品には警世・戒めの色彩が強い。華麗な修辞よりも、平明な言葉と短い判断によって、貪欲や官場の弊害、世俗的成功の危うさを突く。